研修プログラムの目的
新内科専門医制度に準拠した内科系医師に必須な条件であるGeneralityに加え、Subspecialityとして糖尿病や下垂体・副腎疾患、さらには脂質代謝異常や尿酸代謝異常といった代謝・内分泌疾患の全領域において診療を行うことができ、他科からのコンサルテーションに適切に対応できる代謝・内分泌専門医を育成することです。
糖尿病・代謝・内分泌内科では、初期臨床研修終了後の後期研修医及び後期研修終了後の入局者または大学院生を随時募集しております。
新内科専門医制度に準拠した内科系医師に必須な条件であるGeneralityに加え、Subspecialityとして糖尿病や下垂体・副腎疾患、さらには脂質代謝異常や尿酸代謝異常といった代謝・内分泌疾患の全領域において診療を行うことができ、他科からのコンサルテーションに適切に対応できる代謝・内分泌専門医を育成することです。
糖尿病を中心として、脂質異常症や高尿酸血症などの代謝疾患、下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎の異常などの内分泌疾患、これらに合併しやすい高血圧症、肥満や動脈硬化症の診療を行っています。
・糖尿病入院のうち1型が10%、2型が80%弱です。 ・内分泌では副腎皮質の疾患が最も多く、原発性アルドステロン症(副腎サンプリング含む)、クッシング症候群が含まれます。 ・視床下部下垂体疾患の診断、鑑別、機能精査が続きます。 |
熊本大学病院での臨床研修の週間スケジュールは下記のようになっています。
また、所属医局員は週1回以上 関連病院での外勤を行っております。
通常業務 | 午前 | 午後 | 夕方 | |
月曜日 | 病棟業務 | |||
火曜日 | 血糖管理 糖尿病教育 内分泌負荷試験 |
病棟回診 | NST回診 | 医師会 抄読会 症例検討会 |
水曜日 | 外来業務 外来主任 コンサルト対応 |
甲状腺超音波検査 甲状腺穿刺吸引細胞診 |
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木曜日 | 救急担当 | 甲状腺超音波検査 甲状腺穿刺吸引細胞診 |
病棟カンファレンス | |
金曜日 | 外来 | 頚部血管超音波 |
当科では、大学病院・関連病院での代謝・内分泌疾患の臨床を続けられる方や、学位取得後から糖尿病・内分泌・動脈硬化の研究者となり、さらに海外へ留学する人も多くいます。また、代謝・内分泌領域以外のサブスペシャリティを習得するため、大学病院救急部や関連病院の救急科で研鑽を積まれる方や、関連病院で一般内科をさらに研鑽され、開業する人も多くいます。 当科では、糖尿病・内分泌・脂質代謝の臨床及び研究はもちろんのこと、他の研修病院と連携して幅広く研修することが可能となっています。また、専門医取得と育児を両立させている方が多数います。
熊本大学医学部附属病院内科専門医研修プログラムについてはこちら(PDF)
*5年目大学院進学時は、内科専攻医研修期間中であるため、臨床業務も行います。
糖尿病・代謝・内分泌内科での臨床研修は、大学病院以外でも下記に示すさまざまな研修病院で行うことが可能です。
サブスペシャリティ領域として、糖尿病・代謝・内分泌内科では、
内科学会、糖尿病学会、内分泌学会、老年病学会、肥満学会、動脈硬化学会の指導医・専門医のもと、下記の専門医、指導医の取得が可能です。
下記に示す国内・外学会に所属し日々の研究成果や症例の報告をおこなっています。
〒860-8556 熊本市中央区本荘1-1-1
熊本⼤学⼤学院⽣命科学研究部 代謝内科学
医局⻑:井形 元維
E-mail: iga@gpo.kumamoto-u.ac.jp