RECRUITMENT

大学院生・研修生の募集

代謝内科は大学院生・研究生の募集をしています。

研究概要

糖尿病、動脈硬化症、内分泌疾患、肥満・メタボリックシンドロームの基礎・臨床研究を幅広く行っています。
大学院生も随時募集しており学位取得のため、下記の研究に従事していただきます。

◆糖尿病研究

肥満や運動不足を起因として発症する2型糖尿病は、3大合併症に加えて、高血圧、心血管障害、脳血管障害、感染症、癌の発症の要因となります。
これらの疾病は、脂肪組織のインスリン抵抗性が発症の元凶であり、インスリン抵抗性の回復を促す治療の開発が求められています。
当研究室では、脂肪組織のインスリン抵抗性の分子機序を明らかにし、新しい治療薬の開発を目指しています。
脂肪組織にはエネルギーを貯蔵する白色脂肪と、逆にエネルギーを消費して体温を維持する褐色脂肪が存在します。
世界に先駆けて、これらの組織を活性化させ、直接的にインスリン抵抗性を回復させる治療法の開発に取り組んでいます。

◆糖尿病合併症・動脈硬化研究

糖尿病の細小血管合併症・大血管合併症は生命予後に大きな影響を及ぼします。
当教室ではこれらの合併症の発症・進展を抑制できる治療法の開発を目指し研究をおこなっております。
特に、①血管内皮におけるミトコンドリア由来活性酸素(ROS)を介した糖尿病大小血管合併症進展抑制効果に関する研究、
②単球-マクロファージ増殖やマクロファージ機能の制御による動脈硬化症発症機序の研究、
③糖尿病や脂質異常症の治療薬による糖尿病大小血管合併症進展抑制効果に関する研究、
④動脈硬化との関連が知られている糖化終末産物(AGE)の非侵襲測定法開発に関する研究に力をいれております。

◆内分泌研究

下垂体疾患、甲状腺疾患、副腎疾患の臨床面からのアプローチを行っております。

学位取得について

取得可能学位
医学教育部 博士課程 医学専攻 博士
医学教育部 修士課程 医学専攻 修士

試験日程(博士・修士)

https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/igakukyouiku

第一次募集 7月受付 8月試験
第二次募集 12月受付 1月試験
第三次募集 2月受付 3月試験

学位取得後の海外

アメリカを中心に留学しています。最先端の研究を行うとともに、世界中に共同研究ネットワークを築いています。
学術研究のみならず、語学の上達のため、家族との大切な時間のために積極的に開学留学を支援しています。

①Joslin Diabetes Center, Harvard Medical School, Boston, USA.
②Beth Israel Deaconess Medical Center, Harvard Medical School, Boston, USA.
③Albert Einstein College of Medicine, New York, USA.
④New York University School of Medicine, New York, USA
⑤Colombia University, New York, USA
⑥Salk Institute for Biological Studies. California, USA
⑦Jefferson Medical College, Phiadelphia